コミュ障デブスオタクババアが堕ちていくブログ

アニメグッズ無限回収から舞台沼に落ちたアラサーデブスババアが風俗嬢になるまで

2.5次元ミュージカルから若手俳優ファンになる時に覚悟すべきこと

私は3次元などに興味など欠片もなかった。
思春期の頃、学校の子達がジャニー○にキャーキャー言ってるのが理解できなかったし、隣のクラスのあの子がかっこいいとかそういう話題にも共感ができなかった。
何よりも二次元の世界が、ゲームの世界が大好きだった。
休みの日は絵を描き、薄い本のイベントに参加し、二次元オタクとしては充実した日々を過ごしていたと思う。
3次元の世界とは趣味的にも人生的にも関わる機会がないと思っていた。

そんな奴でも沼に落としてしまう昨今の2.5次元ミュージカルは本当に恐ろしい。
もちろん当たり外れはあるものの、一昔前に比べれば非常に良く作品の世界観をリアルな空気感で再現している。
(特にリコ○ス再演以降の○執事のクオリティは目に見張るものがある)

そこで若手俳優推しが出来てしまうのは当然の理。

しかし、若手俳優は3次元の存在。
脳味噌がつまっている、独自の思考を持った生身の人間。

自分も2.5次元ミュージカルから若手俳優にハマってしまった身ではあるけど、同じような境遇の人達を見ていると応援対象が生身の人間であることを忘れている人がちらほらいる気がする。

生身の人間であるということは、舞台の上以外では私達と同じく呼吸をし二酸化炭素を出しおしっ○やう○こもするし身内に弱音や愚痴をこぼすこともあれば落ち込んだり怒ったりコンビニの店員さんに横柄な態度で接してるかもしれないし特殊な性癖があって風俗にめっちゃ通ってるかもしれないしネトゲネカマしてPKばかりしてるかもしれないしイビキがうるさいもしれないしウーパールーパー丼をうめえwwwって言いながら食べてるかもしれないしオリエント工業のドールが大好きかもしれないしパチンカスかもしれないしSNSで愚痴垢や突撃垢持っててそこでストレス発散してるかもしれないし、生身の人間である以上プライベートで何をしているかなんて分からない。

生身の人間であればこそ様々な顔がある。

盲目的にこの人素敵!この人出てる舞台やイベントは全通する!プレゼントいっぱいする!って思う前に、一度冷静になってみてほしい。

観劇という趣味はとてもお金と時間がかかります。
一つの作品につき数回なら問題ないですが全通やそれに近い回数の観劇となると安月給会社員にはかなりキツイです。
趣味がそれ一本で他に何もない、友達や同僚とご飯や飲みに一切行かない、食費生活費を極限まで削る…とかならなんとかやっていけるかもしれないけど。
身の丈のあった楽しみ方をする方がいい。
上を見たって下を見たって限りない。
たまに観劇回数が多いからってマウンティングしてくる人も居るけど気にしないで。
趣味は自分のペースで自分の好きなように楽しむものだし。
自分のような失敗例にならないよう祈ってます。